第2630地区について

ガバナーのご紹介

地区スローガン

「奉仕の心を未来へつなげよう」

 新型コロナウイルスの流行によって世界の価値観は大きく変わり、ロータリー活動も大きく制限され、ニューノーマルを意識した行動が求められるようになりました。
 RI会長のテーマは、「世界に希望を生み出そう“CREATE HOPE in the WORLD”」であります。
 私たちの目標は、紛争から世界が立ち直れるように、希望を取り戻すことです。そうすれば、私たち自身のために持続可能な変化をもたらすことが可能となります。平和とは、希望が根づくための土壌です。世界と自分自身の中に平和を築くことに力を注げば、ロータリーは、より平和で、より希望のある世界を築く手助けができます。
 ロータリーは、今までに多くの奉仕プロジェクト事業を実践して、多くの人に多くの希望を与えてきました。これこそ、ロータリーが世界にもたらしている変化です。この変化が、ひとつずつ希望を取り戻し、新たな希望を生み出しています。平和とは、紛争や戦争がなくなることは勿論ですが、治安が守られていること、貧困や飢饉がなくなること、家族と平穏に暮らせること、人間として最低限の生活ができ、何の心配もなく暮らせることなどです。ロータリアンは奉仕の心をもって、未来のために多くの問題改善に力を入れてきました。
 世界に希望を生み出すためには、多くの人たちに希望を与えることが必要です。そのためには、奉仕の心を常に持って、未来のために、そして未来の人たちのために、奉仕の心をつなげていくことが大切です。
 私のガバナーとしての地区方針は、「奉仕の心を未来へつなげよう」です。日本のロータリーは、例会をとても大切にしています。「入りて学び、出でて奉仕せよ」「例会の場で奉仕の理念を学び、外では奉仕の実践を」であります。
 日本には素晴らしい『地域』があって『ロータリー』があって『ロータリアン』がいます。例会で多くのことを学び、奉仕の心を磨き、奉仕の実践をして、奉仕の心を多くの人たちにつなげていくことで、奉仕の輪が広がり、地域社会の発展、広くは世界の発展、世界平和に貢献できるようになるでしょう。私たちが、未来のために共に行動しようではありませんか。
 日本のロータリーは、職業奉仕・四つのテスト・ロータリーの目的・例会を重視してきました。そして、ロータリーの二つの公式標語の一つ、「超我の奉仕」はボランティア奉仕の哲学を表しています。そしてもう一つ、「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」。これは実践論ですが、他者に対する正しい経営の科学のみが引き合います。経営とは、人間的な奉仕の科学であります。その仲間に最もよく奉仕する者が、最も多く報いられます。
 ロータリーは、ポール・ハリスと3人の仲間の「友との語らいの集い」から始まりました。それは、「信頼と寛容」の世界であり、やがて奉仕の概念が芽生え、「奉仕の理想」を求めて、それがひとつの心に結ばれて仲間意識「親睦」を育む集い「例会」となって世界に広まっていきました。
 特に日本では、第二次世界大戦の最中で奉仕活動がままならぬ時も、我々の先輩はロータリーの名を隠して「例会」を守り続けました。戦後の経済成長に職業奉仕の精神がどれほど原動力になったことでしょう。
 同時に、日本のロータリーは素晴らしい奉仕プロジェクトを多く実践してまいりました。社会奉仕・国際奉仕・青少年奉仕・インターアクト・ローターアクト・青少年交換・米山記念奨学等があります。そして、ロータリー財団におきましては、数多くの奉仕プロジェクト事業、ポリオ根絶活動・ロータリー財団奨学生など、素晴らしい功績がたくさんあります。
 さらに、ロータリーは社会に貢献する世界的な団体として、日本で大切にされてきた“ロータリー観”と“ロータリアン同士の親睦”を基盤に、立派なロータリアンを育てながら、価値ある奉仕活動を通じて、立派なロータリアンを育てることがとても大切であります。 ~ロータリーは『親睦・学び・成長・奉仕』です。~

地区方針活動

1.RI 会長テーマ「世界に希望を生み出そう」を強調推進し、地区テーマ「奉仕の心を未来へつなげよう」を理解し奉仕を実践する。

2.RI戦略計画の推進

戦略計画委員会または長期計画委員会等の委員会を立ち上げ、そして活性化して、クラブの将来あるべき姿を描き、その実現に向けての行動計画を立てていく。

3.会員増強基盤の強化・会員維持・DEI推進・新クラブ推進

・女性会員や40歳未満の会員の入会、またローターアクトクラブへの入会の奨励
・新クラブ(衛星クラブ・Eクラブ等)の推進を強化する。
 そして各クラブ1名以上の純増と会員数の維持を図る。
・会員間での懇親・親睦を深め、会員維持に努める。

4.公共イメージと認知度の向上

・メディアの活用と、SNSやウェブサイトを推奨する。
・My Rotaryの登録を奨励する。
・社会に広く認知されるよう努める。

5.青少年育成の推進及び地域社会での奉仕活動の充実

・インターアクト、ローターアクトクラブ、青少年奉仕、青少年交換事業への支援と協力体制を強化する。
・ローターアクトとの交流を深め、委員会会合、奉仕活動等の参加を促し、会員の増強となるよう将来へつなげる。

6.ロータリー財団補助金の積極活用と寄付への理解・推進

・地区補助金全クラブの活用、グローバル補助金の活用
・奉仕プロジェクト委員会との連携
・年次寄付 150ドル以上/1名
・ポリオ寄付 30ドル以上/1名
・恒久資金 1,000ドル以上/1クラブ

7.米山奨学事業への参加と支援

・奨学生支援(世話クラブ・カウンセラー引き受け)
・寄付推進 12,000円以上/1名

8.RIロータリー賞・RI会長賞への積極的なチャレンジ

・「ロータリークラブ・セントラル」にアクセスし、25の目標の中から13の目標を設定し、目標達成に努める。
・「ロータリークラブ・セントラル」へ進捗状況を報告し、達成を祝う。

強調事項

① 例会は、ロータリー活動を支える上で重要な場と捉え、有意義な例会開催を行い、積極的な出席を促す。

② 奉仕プロジェクトは、クラブの強化につながり、公共イメージの向上に寄与する。

③ クラブ研修リーダーによるクラブの活性化、及び会員基盤の強化を推し進める。

④ My Rotaryでは、多くの情報が得られるため、My Rotaryへの登録率の50%達成を目指す。

⑤ ロータリーカード、個人カード、クラブカード、地区委員会カードの推進を図る。